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患者さんとのコミュニケーションから的確な治療方針を見つける面白さ

糖尿病・内分泌・代謝内科:助教 廣田 悠祐 先生糖尿病・内分泌・代謝内科:助教 廣田 悠祐 先生

女性医師も多くコミュニケーション好きな人に向いてます

糖尿病・内分泌・代謝内科の特徴や雰囲気は?

当科は現在、2つのグループで活動しています。

構成は、各グループに年長の先生が付いて、その下に私たち、そして専攻医の先生、初期研修医の先生、さらに本院から回って来られる学生の先生を含めたメンバーでグループ診療を行っているといった感じです。

糖尿病・内分泌・代謝内科:助教 廣田 悠祐 先生通常の勤務や、内科の当直時など、困ったことがあっても、グループ同士の間でも、夜間でもLINEなどでも相談し合ったりしていますし、週1回のカンファでの情報交換以外でも、時間外でも相談、シェアしやすい雰囲気ではないかと思います。

特徴としては比較的、女性医師が多いでことですね。この八王子医療センターは、保育園などの施設も充実しているので、もし出産しても外来だけを担当できるなど可能なので、かなり働きやすいと思います。

患者さんと直接やりあうような内容が多く、かつ患者さんその人その人で生活内容が全く異なりますので、当然治療法も多岐にわたります。

ですので、的確な治療方針を見つけるために、患者さんとしっかりお話をしたり、コミュニケーションをとったりするのが好きな人にはこの科は向いていると思います。

この科を選ばれた理由は?

患者さんがどういう方か?その人の隠れた生活背景、バックグラウンドがどういったものなのか? そういったことをコミュニケーションを通じ関係性を築き上げながら、治療方針を見つけ出していく所に面白さがあると思います。

また、もともと自分がマイペースな正確なので、物事に時間をかけてじっくり取り組める、というのも自分に向いていると感じました。

もちろん、クリティカルで至急の判断を求められることもありますけど、他科と比べると、それよりは、患者さんとのコミュニケーションにさける時間が比較的多いのが魅力ですね。自分の性格にも合っています。

印象に残る出来事など

先日、消化管に利用する血管が詰まってしまい、緊急手術しなければいけない患者さんがいらっしゃったのですが、外科の待機の先生にお話したところ、快く診ていただき、さらに次の外科の先生にも引き継いでいただき、患者さんは改善へ向かうことができました。

他科との垣根が低く、なにかあったら相談しやすい雰囲気があると思います。他科とのつながりの深さを感じました。

八王子という地域・土地柄について

糖尿病・内分泌・代謝内科:助教 廣田 悠祐 先生八王子は、老若男女、年齢層が広いです。それに合わせたいろんなやり取りや、楽しいお店が多いのが魅力ですね。

院内スタッフの方々をはじめ、患者さん達からも感じるのですが、価値観が落ち着いている、というかギスギスした感じがないので「競争、競争!」という感じがなく、「みんなで協力して意見を出し合って行こう!」みたいな雰囲気ですかね。マイペースな方ほど向いているのではないかと思います。

この内科専門研修プログラムに興味のある人へメッセージなど

八王子医療センターは診療科が多いのでCommonな疾患をはじめ、比較的レアな疾患、例えば、血液疾患であったり、リュウマチ疾患であったりとこのセンターで経験できる症例数、疾患がかなり多いです。

さらに、たすきがけの本院(新宿)や連携施設である市中病院で、ここでは経験できないようなアカデミックなことも沢山経験が可能です。他の病院の基準も比較することができるので、医師としての視野も大きく広がると思います。

公開日:2019年8月1日