消化器内科はいい意味でフランク、夢中になって学べる
消化器内科の雰囲気はどうですか?
僕たち消化器内科は普段から忙しいところもあって、ノリ的には外科っぽい雰囲気があると思います。つまり、いい意味でフランクで体育会的って言うのでしょうか。忙しくても月1回は飲みにいったりしますし、仕事もみんな大好きで、特にカメラ操作や手技など夢中になって学んでいます。
僕もサッカー部出身なので、自分に合った雰囲気で忙しくも楽しくやっています。
この科を選ばれた理由は?
内科って二人三脚の医療というか、患者さんに寄り添う医療なので、人と接するのがすごい好きな自分に合ってるなと。
ただ内科に行くにしても自分は手技もやりたくて。。。例えば循環器だったらカテーテルだったり、消化器だったら内視鏡、呼吸器だったら気管支鏡だったりと、それぞれできるようになりたいということもあったので、初期研修でいろいろ回ったとき、内視鏡の手技で患者さんを治療したりできる、消化器内科が一番だな!と思いました。
印象に残る出来事など
上の先生と一緒に、IC(インフォームド・コンセント)に入る時ですね。
結構シビアな状態の患者さんやご家族とのやりとりを見て思うのは、当然先方も緊張なさりますし、私たちも緊張しますが、上の先生は誠実に取り組んでいらっしゃるな、と感じます。
最初の告知から、余命のこと、、、伝える時の間であったり、表現だったりと、昨年1年見てきて、これからは自分も少しづつ担当するようになると思うのですが、先輩のやり方を積極的に取り入れて行きたいと思います。
◎田所先生の一週間スケジュール例
朝 | 昼 | 夕 | |
---|---|---|---|
月 | 病棟回診・救急当番対応 | 大腸カメラ | 病棟回診 |
火 | 病棟回診・胃カメラ | ESD(内視鏡の治療)の介助 | カンファレンス (月1で消化器外科との合同カンファ) |
水 | 病棟回診 | 大腸カメラ | 病棟回診 |
木 | 外勤 | 外勤 | 外勤 |
金 | 外来 | ERCP(胆膵) | ERCP(胆膵) |
土 | 救急当番対応 | 救急当番対応 |
「競争」というよりは「切磋琢磨」している感じ
この研修プログラムの良い点は?
同年代が少ないので、症例をどんどん経験できます。大腸カメラも3年目からやらせてもらえました。もちろん後ろで先生が見ていてくれるので、大きな気持で勉強することができますね。
この内科専門研修プログラムに興味のある人へメッセージなど
この八王子医療センターは、八王子地区だと大きい病院ですが、500床という規模が良い感じにまとまっていて、何をするにもちょうどいいと感じます。
先生方の人数も多すぎないので、コンサルもしやすいですし、ギスギスした感じがないです。
また、科を超えての仲もいいと思います。他の科にもサッカー部の先輩が多くてコミュニケーションが取りやすいです。他科の先生から、消化器のことで相談電話など結構かかってきますので、逆に僕も他科の先生方にいろいろと相談させてもらっています。
残業代もちゃんと払ってもらえますし(笑)、働きやすいです。
前述しましたが、同期の人数がちょうどよく、みんな「競争」というよりは「切磋琢磨」している感じなので、いろいろな手技や経験を積む場としては最適だと思います。
内科専攻医・先輩たちの声
- 大学病院のプログラムながら経験できる症例が多いのがメリット 2019/11/01
- 若い時しかできない「集中して学ぶことができる環境」がこの場所です 2019/10/01
- 市中病院的な要素もある当院なら幅広い臨床経験が可能です 2019/09/02
- 患者さんとのコミュニケーションから的確な治療方針を見つける面白さ 2019/08/01
- 同年代が少ないので、症例をどんどん経験できます 2019/07/02
- 最初から自分の科で学べるので、将来に直結した勉強が出来る所が魅力 2019/07/02
- 今後は「腎移植に関しても診られる内科医」が増えて行くと思います 2019/07/01