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市中病院的な要素もある当院なら幅広い臨床経験が可能です

腎臓内科:後期研修医 小島 亜希 先生

やる気次第では外科の手技にも積極的に参加できる

腎臓内科の特徴や雰囲気は?

和やかな医局だと思います。また男性が中心の医局ではありますが、妊娠・出産などにおいて女性が働きやすいような環境を作ってくれようとする雰囲気がありとてもありがたいです。

この科を選ばれた理由は?

全身管理をやりたくて麻酔科等と迷っていたのですが、やはり当科の科長の人柄が決め手でした。

何事にも熱く、また医局員のことを親身に考えてくださるので今でも選んで正解だったと思います。また当科は腎臓外科と一緒になって移植を中心とした治療を行っており、やる気次第では外科の手技にも積極的に参加できるところも魅力だと思います。

印象に残る出来事など

透析が受け入れられず怒鳴ったりしていた患者さんに外来の度にお話しをし、納得して決断してくれた時は分かり合えた気がしてうれしかったです。

色々な考え方はあると思いますが、腎臓はその機能が廃絶しても替わりの治療があるとてもありがたい臓器でもあるので、透析導入後の人生も大切にしてほしいと思います。

◎小島先生の一週間スケジュール例

カンファレンス(腎移植)・病棟業務病棟業務カンファレンス(症例検討)
病棟病棟病棟
外勤外勤外勤
病棟病棟病棟
病棟病棟透析カンファレンス)
外来(第1・3)  

この研修、専攻医プログラムの良いところ(メリット)は?

内科の専門研修プログラムは私の下の代からなのですが、地域の病院で研修できることは今後大学病院で働く上でもそれぞれの違いなどを理解する上でメリットになると思います。

八王子という地域・土地柄について

下り方面の通勤なので電車や車も空いていて楽ですね。

今後のビジョン

内科認定医を取得したので、まずは腎臓専門医をとることが直近の目標です。

出産、子育てなど働き方の選択を迫られることも多々あると思いますが、その中でも可能な限り当医局で多くを吸収できればと思います。

この内科専門研修プログラムに興味のある人へメッセージなど

八王子医療センターは大学病院でありながらそこまで専門が細分化されているわけではなく、臨床的には市中病院のような要素もあります。

特に当科は「透析患者さんの」という言葉がつくと比較的何でも診ているので、幅広く臨床を経験することができます。

入って後悔することはおそらくないと思うので、進路に迷っている方なども含め、臨床経験を積むことが必要な後期研修のうちに当プログラムに参加してみてはいかがでしょうか。

(編:小島先生にはメールにて回答いただきました)

公開日:2019年9月2日