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大学病院のプログラムながら経験できる症例が多いのがメリット

糖尿病・内分泌・代謝内科:専攻医 古田 菜摘 先生糖尿病・内分泌・代謝内科:専攻医 古田 菜摘 先生

病気にならないようにしてあげる治療

糖尿病・内分泌・代謝内科の特徴や雰囲気は?

今は、2チームに分かれて勤務にあたっているのですが、自分のチームのみならず、隣のチームの先生方にも質問や相談がしやすい環境だと思います。科全体で私たち内科専攻医を育てようとしてくれているんだな、という雰囲気がとても伝わってきます。

私たちにとっては、なかなか身近ではないような、科長の先生を含め、かなり上の先生方も、とても熱心にいろいろと気にかけてくださっています。「心配なことはない? 困ってない?」などよく声をかけてもらっていますので、常にしっかり見ていてくださっていると感じます。

この科を選ばれた理由は?

糖尿病・内分泌・代謝内科:専攻医 古田 菜摘 先生もともと内科志望だったのですが、 初期研修の時にいろいろな科を回らせてもらい、すでに治療法がない患者さんなどを多く見てきました。疾患になる前の予防的な面で携われる科はないかな、と思ったのが、この糖尿病・内分泌・代謝内科を選んだ理由です。

大血管障害も、細小血管障害もそうですけど、病気になる前の予防というか「病気にならないようにしてあげる治療」っていうのが、ちょっと他の科とは違っていて魅力的でした。

印象に残る出来事など

内分泌の緊急疾患で入られた患者さんがいらっしゃったのですが、ある時、状態が悪くなってしまいICUに入られました。

もう駄目なんじゃないかと思うような状態だったのですが、自分の上司の先生や、他科の先生方である、ICUの先生方や感染症科、循環器の先生も一緒になって治療にあたってくださった結果、その患者さんは次第に回復に向かい、今では会話もできて、リハビリもできるようになるまで改善をされました。

一時期は今日が峠なのでは、とまで思われていた患者さんが、改善される過程に自分も関わっていられると思うと、とてもやりがいを感じます。

診たもの全部、自分が担当する症例になる

この研修、専攻医プログラムの良いところ(メリット)は?

大学病院のプログラムでありながら、内科専攻医の数が何十人もいるわけではないので、チームに同年代の人材がかぶらないメリットがあります。そのため、診たもの全部、自分が担当する症例にすることができます。

連携病院への研修はこれからです。正直、今は少し不安のほうが大きいですが、医師として成長する上で、必ず役立つ経験だと思っていますので、頑張るつもりです!

八王子という地域・土地柄について

糖尿病・内分泌・代謝内科:専攻医 古田 菜摘 先生八王子は人が穏やかですね。みなさん優しく接して貰える、というか。

それは、コメディカルスタッフさんとのやりとりなどで強く感じます。土地柄なのでしょうか、大学病院なのに市中病院っぽい大らかな雰囲気が確かにありますね。

この内科専門研修プログラムに興味のある人へメッセージなど

自分の科の先生方はもちろん親身になっていただけますし、さらに他科の先生方にも気軽にいろいろ相談することができます。

実は私がそうだったのですが、初期研修が八王子医療センターではない人も、ここでなら各科同士の敷居が低いので、気軽に相談し合えるいい環境だと思います。今はいろいろ不安はあると思いますが、安心して来てくれたらと思います。働きやすいですよ!

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